ジョーカー・ゲーム
ウロコです。
最近ジョーカー・ゲームという小説を読みました。
2008年度の「このミステリーがすごい!」で第2位に、週刊文春ミステリーベスト10で第3位にランクインした。2009年、第30回吉川英治文学新人賞および第62回日本推理作家協会賞を受賞した。2021年2月時点でシリーズ累計発行部数は130万部を突破している[1]。
続編として2009年8月に『ダブル・ジョーカー』、2012年3月に『パラダイス・ロスト』、2015年1月に『ラスト・ワルツ』が発売されている。
2015年1月に実写映画化された。同年8月にはProduction I.Gによるテレビアニメ化が発表[2]。2016年4月より放送された。また、放送に連動してアニメ版に準じたコミカライズが月刊コミックガーデンにて連載された。(Wikipediaより引用)
実写化もアニメ化もコミカライズも果たしている人気作です。
本作品は20世紀前期を舞台としたミステリー・スパイ小説で、陸軍スパイ養成機関D機関の卒業生たちが関わる様々な事件が描かれています。
面白かったですね!
フィクションではありますがスパイたちの常人離れした思考、戦術を知るのは楽しかったですし、ストーリーも飽きることなく、ずっと続きが気になりながら読むことが出来ました。
特に気に入っているのは終盤に結城中佐(D機関の創設者)のセリフです。
何かにとらわれて生きることは容易だ。だが、それは自分の目で世界を見る責任を放棄することだ。自分自身であることを放棄することだ
スパイである彼らほど全てを切り捨てるべきとは思いませんが、自分の目と耳と足で得た事実を元に思考しなければならないなと最近考えることが多かったので、このセリフはストンと自分の中に落ちましたね。
小説を読んでいて、カチリと自分に嵌まる文が一つでもあると「ああ読んでよかったなぁ」と思えますね。
ミステリーが好きなので、次はどんなミステリーを読もうかなとワクワクしています!
今日はこの辺で!