静脈とイクラ

同人と鑑賞記録

我が名は同人作家cpの左右に拘りが無い

ウロコです。

タイトル通り私はcpの左右に拘りが無いタイプの同人作家なのですが、このcp感が案外いろんな場所で他の作家との感覚の違い?みたいなものを生み出してるのかなーと思ったので、ブログ記事にすることにしました。

こう感じることが多いなとか、他の作家はこういう人多いけど私はそこについて違う風に捉えるなって話を書いています。

全てのcpに拘りがないBL愛好者が私と同じ思考、価値観であることは絶対にありません。あくまで私はこう思ってるよ~という話です。

※この記事に特定のcp及びそれを愛好する方々を貶める意図はありません。
※cpの左右に対し本当に拘りがない人間の記事なので、不快な思いをする方もいらっしゃると思います。そういった方はこの先を読まないことを推奨いたします。

他の作家さんの作品を読んだ時、なんか私の書くBLと違うな……?となる

私は他作家さんの作品を読んだ時に「私のBLなんかみんなと違くない?」となることが多く、それは私の中で左右に明確な根拠がないからでは?と最近推測しています。

私の書くAB作品は「なぜか分からんがA→Bに挿入方向が固定されている」というファンタジー的イメージです。ここはなぜか分からんが魔法が使える世界だ、みたいな。

なので性格とか二人の関係性に基づいた左右解釈が作品に無いというか、そこを深めていないというか、そもそも深める気が無いというか……。私は挿入方向とは離れた別の箇所を深めようとしている気がしています。

よって左右解釈が明確に深部に横たわっている作品(二次創作BLにおける主流)を読んだ時に「なんか私のblちげぇな……?」となるんじゃないかなぁ……という推測です。

「あなたのABは見れます!」

これはちょうど今日にTwitterで回ってきた「ABは得意じゃない/そこまで好きではないけどあなたのABは見れます!」という感想に対し思うことの話です。

TL上には「こういう感想は嬉しい/嬉しくない」のどちらの人もいたのですが、私はこういった感想が来ても「あぁそうですか……」で終わっちゃうな、と思いました。

というのも私は左右の拘りがほとんど無く、「次のイベABだから挿入方向ABで書くか〜」みたいな人間です。
なので「あなたのABは見れます!」と言われても「ABのこと貶された!」とも思わないし「ABの布教が出来て嬉しい!」とも思わないんですね。なぜならそのcpへの拘りが薄いから……。

これがcpへの拘りが強い人だと嫌だろうな、と思いました。

リバではない

たまーにABもBAも書くってリバってことだよね、という発言を目にしますが、左右に拘りが無い私はリバ愛好者とはまた違うcp観です。

というのもリバ愛好者(特に同軸リバ)はAとBで挿入方向が交代することに拘りを持っていますが、私は先述の通りマーーーージで挿入方向に拘りが無いんですね。やはり「リバイベあるからリバ書くか~」みたいな人間です。

BLには必ず両者の挿入方向つまりセックスがついてまわります。
「挿入方向を土台とした関係性」に拘りを持っている点でリバ愛好者はむしろAB、BA愛好者に価値観が近いです。「挿入方向を関係性の土台として捉えてない」私とは遠い場所にいる、という理解です。

左右に拘りが無い人間だから主催出来るイベントをやろう

全部のcpが好き!って胸張って言えるイベントがあってもいいよね、という話です。

固定イベも参加して楽しいですが、私はどうしても「ABって最高!」ってところに同じテンションで入っていけないんですね。記事を通してずっと言ってますが、私は特定のcpへの拘りがない人間です。逆cpダメって明記されてる場で、私が「ABっていいですよね!(逆cpも書いてますけど!)」って言うのは、嘘はついてないんですけど、なんか罪悪感で心がきゅうとするとするじゃないですか……。

イベントは楽しいですけどね!本当に開催していただいてありがとうございます、という気持ちで毎度参加してます。
それにこちら側の気持ちはイベントに関係ないですし、申し込んでるのは私の意思なので、主催さんはどうぞ伸び伸びcp固定イベントを開催してくださいと心から思っています。これからもよろしくお願いします。

それとは別の話として、私が自分の解釈とピッタリ合うイベントに参加するには左右問わないイベントを探す/開催するしかないなぁということです。

そんな訳で6月26日に全関係性webオンリーを開きます。(宣伝)

pictsquare.net

もちろん特定の関係性を愛好している方もいらっしゃる場ですが、複数の関係性を愛している方が伸び伸びと羽根を伸ばせる場所になればいいなと思っています。